のむさんのブログ

自動車メーカー2年目の私が,就活や本,アニメについて綴ります.

不登校の子への対処法

のむさんです。

 

今日も、

麹町中学校の工藤校長の著書

「非常識な教え」の続きを紹介します。

 

今日は、不登校の子への対処法についてです。

 

ここで、不登校の子が引きこもる理由はたくさんあります。 

親との関係や学校での友人関係、テストの成績や部活動、先生との関係や

TVの影響。その他色々な影響が時間分蓄積させれているのです。

 

しかし、子供が不登校になったとき、たいていの親は、

子供の現状と自分の子育てを関連付け、自分が悪かったと反省します。

 

そして、子供に反省したような態度をとってしまい、

子供は「やっぱり親のせいなんだ」と思い込んでしまいます。

 

さらに親は、子供に腫れ物に触れるようにやさしい声をかけたり、

自分が原因で親が口喧嘩したりすると、

この子供と親の「遠い」関係性はますます強固になります。

 

そして、この関係性(フレーム)が形作られると、

後々フレームを壊すのが大変になっていってしまい、

なかなか不登校から抜け出せなくなってしまいます。

 

では、どうすれば良いかというと、親は自分のせいだと思い込まないことです。

 

そもそも子供が不登校になる理由は山ほどあり、紐解くことができません。

よく叱る家庭でしっかり育つ子もいれば、放任な家庭で問題なく育つ子もいる。

子供の現状は、一概に親の育て方のせいとは決められないのです。

 

例え、そのように思えなかったとしても、

心を制御できなくても、言葉と行動を変えることが大切です。

 

では、どのように言動を変えればよいのでしょうか?

その答えは、解決思考型のアプローチをすることです。

 

解決思考型のアプローチとは、原因を考えずにとにかくやってみて、

その結果からどの解決策が最も良いかを探り当てるような方策です。

 

どこに原因があるのかを探るような原因追求型のアプローチでは、

複雑な、他人の心理問題の回答にはたどりつけません。

 

子供がなぜそうなったのかは考えてもわからないため、

態度やものの言い方などを変えて試行する。

 

そして、より良い言動を見つけていき、

子供が「このままではだめだ」と自分で気づくのを待つのです。

 

それが、不登校の子への適切なアプローチです。

 

 

それでは。

 

PS。今日ポジティブだったこと

・久々の研究室後輩との飯、昔の知り合いに会えるなつかしさと

 1年間ずっと一緒にいた時間からの親密さが気持ち良いですね