のむさんのブログ

自動車メーカー2年目の私が,就活や本,アニメについて綴ります.

思考の気つけるべき3つの短所

のむさんです。

 

今日も、本要約チャンネルさんのYouTube

「【9分でわかる】『ファスト&スロー』」についてご紹介します。

 

これは、ダニエル・カーネマンさんの著書『ファスト&スロー』の内容紹介になります。

 

人の意思決定には、以下の2つがあります。

1.ファストな思考

2.スローな思考

 

1.ファストな思考とは、自動的で努力の要らない思考のことです。例えば、1+1の計算や、感情を察するような思考です。

 

2.スローな思考とは、複雑で論理的な思考のことです。例えば、17×24の計算や、難しい文章理解などです。

 

この、スローな思考は努力が必要なため、1日のうちにたくさん使うと、脳が疲れて思考の精度が落ちてしまいます。

 

そのため、私たちの脳はできるだけスローな思考を温存し、ファストな思考を使うようにするのです。

 

ファストな思考は、今までの経験に基づく思考のため、結構優れているのですが、無視できない欠点も存在します。

 

ここでは、毎日の意思決定を有意義なものにするため、1.ファスト思考について、気をつけるべき3つの短所を紹介します。

 

1.ファストな思考の3つの短所は以下です。

①確証バイアス

②ハロー効果

プロスペクト理論

 

①について

確証バイアスとは、自分が信じたことを裏付けてくれる情報ばかりを正しいと思い込み、それ以外の情報をシャットアウトすることです。

 

例えば、大企業に入ると安心だと信じている人は、大企業の有利な情報ばかりを集めてしまいます。

 

 

②について

ハロー効果とは、ある人を評価するにあたって、その人の際立った特徴に影響を受けることです。

 

例えば、Aくんがイケメンなら、Aくんは頭も良くてスポーツもできると勝手に錯覚してしまうことです。

 

よく、第一印象が大事だと言われますが、それは、

第一印象によって、ハロー効果が作られるからです。

 

 

③について

プロスペクト理論とは、失うことをとても嫌がる性質のことです。

 

例えば、株で株価が下落していったとしても、中々損切りができなかったりします。これは、損切りすることで、自分の損を確定させるため、中々できないのです。

 

 

さいごにまとめです。

人の意思決定には、ファスト思考とスロー思考があります。

 

ファスト思考の欠点は、以下です。

①確証バイアス

②ハロー効果

プロスペクト理論

 

ほどほどに、直感のファスト思考に頼りながらも、重要な判断には、スロー思考を使うことを意識しましょう。

 

それでは。

 

PS.今日ポジティブだったこと

今日は火曜日だからか昨日に比べて、朝から調子が良いです!また、朝スクワットをすることで、体が温まりスッキリ目覚めました!