のむさんのブログ

自動車メーカー2年目の私が,就活や本,アニメについて綴ります.

会社員がすべきこと

のむさんです。

 

今日は、サラタメさんのYoutube

「【15分で解説】これからの会社員の教科書|田端信太郎から、我々は何を盗むべきか」の中から一部をご紹介します。

 

これは、田端信太郎さんの著書「これからの会社員の教科書」の内容紹介になります。

 

田端さんは、NTTデータリクルートライブドア→LINE→ZOZO執行役員

という激動のサラリーマン時代を生きた人です。

 

そんなエクストリーム社員の書いた本からサラタメさんがピックアップした、これからの会社員がすべきことを3つご紹介します。

 

結論、仕事では以下を意識してください。

 

①仕事を振られたときは、ゴールと制約条件を聞く

②ファクトとオピニオンを区別する

③おっさんのメンツを大事にする。

 

①について

例えば上司に仕事を振られた時、何も質問せずに「わかりました」と仕事を受け入れて

しまったとします。すると、その案件はどこまで値下OKか、この資料は誰が見るのか?など色々な疑問が後で出てきます。

 

しかし、この間に上司が長期出張に行ってしまい、詳しい話が聞けなくなるとゲームオーバーです。この仕事は上手く行かず、上司も得意先も、誰も得しない結末になってしまいます。

 

そうならないため、仕事を振られたときには「ゴール」と「制約条件」を聞くようにしましょう。

 

ゴール=誰にどう行動させるか

制約条件=ゴールに向かうために使って良いヒト・モノ・カネ・時間は何か(リソース)

です。

 

上記2つを知らないで仕事をするのは、サッカーで言うと、ゴールの場所がわからず、今何点差で残り時間もわからないような状態です。これでは勝負に勝てるはずがありません。

 

反対に、ゴールと制約条件の質問ができれば、あとのことはそこまで聞かなくても大丈夫です。(むしろ、無駄な時間になりえます。)

 

この2つに絞って質問すれば、質問時間は30分ですみますが、これにより1日や2日単位の効率化が図れます。

 

 

②について

上司に報告するときは、ファクトとオピニオンを区別して話しましょう。

 

ファクト=客観的な確定事実

オピニオン=自分の解釈が入った意見

です。

 

上司に報告を求められると、厳しく詰められたくないからと、自分の勝手な解釈でポジティブに話してしまうことがあります。

 

例えば、「A社の提案どうだった?」と上司に聞かれた時、「提案は上手くいったと思います。なので年内納品できるように準備進めようと思います」と答えてしまうことがあります。

 

そうではなく、話すときはまず、ファクトを伝えましょう。

例えば、「担当者の〇〇さんからはOKもらえましたが、決済者の△△さんからはまだOKもらえてません。」みたいにです。

 

そして、

「ここからは、私の推測なんですけど」

というつなぎ言葉を必ず挟んだ後に、

 

「先方の〇〇さんは部署内のNo.2で、強い権限を持っています。その〇〇さんがOKを出しているため、ここから引っくり変える可能性は低いと思います。」

というような論理的に導出したオピニオンを伝えましょう。

 

なので、報告は以下の手順で話すようにしましょう。

1.確定したファクト

2.論理的なオピニオン

 

 

③について

残念なことですが、35歳過ぎの男性は8割がメンツでできています。

つまり、大半のおっさんは正しいことや合理性よりも、自分のメンツを大切にしているのです。

 

例えば、自分がある先方の部長さんとコネがあり、その部長さんにお願いしてサービスを導入してもらうとします。

 

しかし、これはメンツを潰すことになり得ます。

 

先方の部長さんのメンツは大丈夫ですが、間に挟まれるはずの「現場担当者」のメンツがつぶされるのです。

 

何故かというと、自分は現場担当者をすっとばして部長と話して導入しているため、

現場担当者は、「いいからこのサービスを導入しとけ」「なんでこのサービスを今まで導入しなかったんだ」と部長から言われることが予想できるからです。

 

そして、サービスを導入したあとに綿密にやりとりするのは、部長ではなく現場担当者です。

そのため、この現場担当者からメンツを潰されたと思われたら、自分はガンガン足を引っ張られ、仕事が進まなくなってしまうのです。

 

最悪、サービスを導入してもすぐに排除されてしまうかもしれません。

 

なので、長期的なことを考えると上層部だけでなく全員のメンツを考えて「みんなハッピー」の状態を目指すべきです。

 

具体的には、部長とコネクションを持っていた場合、まず現場担当者と話をして「御社の部長とつながりがある」ことを匂わせます。

そして、「あなたのメンツのためにも、あなたが部長に話をつけてくださいね」という内容を婉曲的に伝えるのです。

 

効率を考えると、部長のコネを使ったほうがスムーズに感じますが、

長期的には、おっさんのメンツを優先させたほうが得なのです。

 

「みんなハッピー」のゴールを目指し、面倒な努力もしていきましょう。

 

さいごにまとめです。

 

①仕事を振られたときは、ゴールと制約条件を聞く

②ファクトとオピニオンを区別する

③おっさんのメンツを大事にする。

 

以上。

 

PS.今日ポジティブだったこと

生まれて初めて献血しました。少し頭の血が足りない?気もしますが笑、普段しないことをするのは面白いですね。そして自分の血が誰かの役に立てると良いです。

(400mLの血が薬価18000円くらいらしいです笑)